もったいないお化けとは
重要性 | ★★☆☆☆(低) | 実践難易度 | ★★★☆☆(中) |
子供のころ、物を粗末にしてると「もったいないお化けがでるよ?」と言われていました。
おそらく、物を粗末にしている子には、お化けが出てきて罰を与えるということなんでしょうか?
この「もったいないお化け」が何故、勉強に関係あるのかということなんですが、実は「もったいない」と思う気持ちが強いほど、勉強効果がでやすい事が多いのです。
ちょっと強引なんですが、つまりはせっかく一生懸命に勉強した内容をドンドンと忘れていってしまう(捨てていってしまう)ことに対して、「もったいない」と思う心がどの程度なのかによって、勉強への取り組み方が変わってきます。
勉強のできる方達は、せっかく勉強した内容を忘れていってしまうことに対して、 非常に「もったいないこと」と考えていることが多いです。
もう少し違う言い方をしますと、忘れていくという現象に対して、ものすごく悔しいという気持ちが強いのです。
ですから、どのようにしたら忘れるという現象を食い止められるのか、 どのようにしたら「もったいないこと」をしなくて済ませられるのかを常に考えています。
一方、忘れていく事に対して「もったいない」と強く思っていない方は、お化けがでます^^) せっかく頭の中に入れた内容を忘れてしまうという罰が与えられます。
冗談のような本当の話なんですよね。
やっぱり、勉強のできない方は、忘れていく事に対して「もったいない」という気持ちが薄いことが多いです。
一回勉強した内容は、絶対に忘れたくない!という気持ちが強ければ、忘却曲線を少し食い止めることができます。
実際には、勉強した内容を忘れてしまうのはどうしようもないことです。
この事実をきっちりと受け止めた上で、どのように対処していくのかが勝負になります。
是非、「もったいないお化け」の心を忘れずに、勉強を頑張ってもらいたいと思います!
◆ 要点整理 ◆
□ いかに忘却曲線を食い止めるかは、気持ちが大事
□ 1回覚えたことを忘れない工夫が大事