劣等感を排除
重要性 | ★★★☆☆(中) | 実践難易度 | ★★★★☆(難) |
自分の成績が思うように伸びないとき、「やっぱり私はダメなんだ。そもそも頭も良くないし、 資格試験には向いていないんじゃないか?」と自信を喪失してしまうこともあります。
これがひどくなると、「私にはまったくいいところもなく、欠点、欠陥ばかりで、無価値の人間なんだ。世の中を上手に生きていけない、人並みの人生を送れないのではないか?」という鬱状態になってしまいます。
「私は劣等感を持ってます」と常に公言する人はあまりいませんが、ほとんどの人達は心のどこかに
「劣等感」を持ち、多少の差はあっても、それぞれ悩んでいるのが普通です。
ある研究報告によれば、調査対象の90%以上の人達が「劣等感」を持っていると答えています。
私も普段は、講義の中で偉そうに技術論や精神論の話をしています。このサイトもそうです。
でも、フト思うのです。
私がそもそも大した人間でもないのに、こんな能書きを言っててもいいのだろうか?
本当に受講生のお役に立てることが出来るのだろうか?と・・・。
そのような時は、結局自分を強く持ち、自分のやりたいことは一体何なのかを見つめ直すように
しています。
もし、仮に「私には劣等感など少しもないです」と自信満々に公言している人がいたら、
その人の方が異常であると思いましょう。
自分が他人に比べて劣等であると認識したりするのは、必ずしも現実を反映しているわけで
はありません。
しかし、自己の劣等感を跳ね返そうと、常に積極的に強く生きる者は、自分を成長させられる
人だと思います。
”成績が思うように伸びない”そこで、立ち止まってしまうと人は成長できません。合格できません。
その苦しさを乗り越える手法はたくさんあるはずです。また、必ず皆さんの中に、そういう能力が眠っているはずです。
ですから、「劣等感」は持っていていいですが、それを少しづつ克服出来るように頑張りましょう!!
いつまでも、いつまでも、劣等感を克服できないと、それこそ不幸な人生を歩いていくことになってしまいますから。
あせらなくていいですよ。
ゆっりと前を見据えて、前進してくださいね。
◆ 要点整理 ◆
□ 自分の気持ちを強く持ちましょう
□ 苦しさを乗り越える方法は必ず備わっています