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やる気にさせる心理学

重要性 ★★☆☆☆(低) 実践難易度 ★★★★☆(難)

やる気にさせる心理学 ”やる気”については、感情と欲求の関係については切り離して考えることはできないと思います。

早稲田大学人間学部講師の斉藤勇先生の著書「やる気になる、させる心理学」に以下の説明があります。

?達成しようという欲求が、どのような感情のもとで、欲求としてもたれるかを分析したところ、2つの異なった感情から”やる気”が起こることがわかりました。

1.喜びや優越感などのポジティブな感情を感じたとき、快感情から達成欲求(やる気)が生じる
2.悔しさや屈辱感、劣等感といったネガティブな感情を感じたとき、達成欲求(やる気)が生じるということです。

私は、2つの要素がうまく融合していくことが出来れば、1番いいのではないかと考えています。基本的には資格試験の勉強は孤独との戦いだと思っています。

ですから、”やる気”をを持続させるためには、「快感情」と「なにくそ感情」が必要になるのだと思うのです。

結果がでない、問題が思うように解けない、なかなか理解できない、すぐに忘れてしまう、成績が思うように伸びない時には、「なにくそ」と思って嫌でも頑張り続けましょう!!

そうすると、いつの間にか、問題が解けるようになった、成績が徐々にあがってきた、 など「快感情」が生まれて来ます。

この「快感情」が生まれているときは、勉強が”苦”と思うことはほとんどないでしょう。

しかし、残念ながらこの「快感情」はずっと続いてくれないんですね^^;
そこで、また、いわゆるスランプ状態に陥ります。

この時に、耐えて耐えて「なにくそ」って思える何かがあると、再度暗いトンネルを抜け、 「快感情」に出会えます。きっと、この繰り返しが合格の階段を登って行ってることだと 思います。

もし、今勉強をされてて辛いなと感じられている方は、今こそ「なにくそ感情」で辛い日々を乗り切っていただきたいと思います。

頑張り続ければ、必ず、「快感情」はやってくるそうです。そして、おそらくその「快感情」の絶頂が「合格」なんでしょうね!!

 

◆ 要点整理 ◆

□ 快感情となにくそ感情のバランスが大事
□ 快感情は長持ちはしない
□ なにくそ感情の先に快感情がうまれる。これの繰り返しである